ホーム / ウィキ / 参照表 / 溶接記号:ISO 2553 と AWS A2.4

溶接記号:ISO 2553 と AWS A2.4

22種類の溶接記号をISO 2553のA系・B系とAWS A2.4で比較し、矢印側の規則、a/zののど厚換算、断続溶接の要素数の計算例を示します。

溶接記号の比較:ISO 2553(2019)対 AWS A2.4(2020)、22種類

番号溶接の種類記号の形状(文章による説明)ISO 2553(A系/B系)AWS A2.4矢印側/基準側寸法の記入(ISO → AWS)主な用途よくある誤読出典
1すみ肉溶接直角三角形。脚が基準線上にあり、斜辺が外側を向く表1の10番、5.5項 — A系:実線=矢印側、破線=基準側、B系:線の下側=矢印側§8、三角形、左側に数値のみA系とB系/AWSでは方向が逆。両面溶接では鏡像となるISOは左にa(のど厚)またはz(脚長)、右に長さ → AWSは左に数値のみ=脚長、右に長さ・ピッチT継手、重ね継手、角継手 — 最も日常的な溶接aを脚長と読む、またはA系で上下により側を判断するS1, S5, S6, S8
2スクエア/I形突合せ溶接短い平行な縦線二本。開先なし表1の1番、5.4項§7 スクエア開先、平行線二本開先の規則。片面溶接は記号一つISOはs=溶込み深さ、寸法なし=全溶込み → AWSはD(S)+R(ルート間隔)薄板、低電流、片面寸法なしなら何でもよいと考える — ISOでは全溶込みが既定S1, S11, S6
3片面V形開先対称なV形の開先。頂点は基準線上表1の2番、5.4項§7 V形開先一方の部材のみ片面開先。両面はX形ISOはs=溶込み深さ、開先角度αは記号上 → AWSはD(S)、R、α中板、片面全溶込みsを開先深さと読む、またはルート間隔を溶込みと読むS1, S6, S7
4ルート面付きV形(Y形)底部に短い平坦なルート面があるV形 — Y字形に見える表1の3番、5.4項独立した記号はなし — V形+ルート面の注記V形と同じISOはs+ルート面の深さ(記号文字は未確認のギャップ) → AWSはD(S)+注記溶け抜けの抑制、厚板、片面単純なV形と扱い、ルート面を落とすS1, S11, S6
5両面V形(X形)ルートを共有する二つのV形。X字を成す表2の組合せ1番。対称な両面溶接では破線を省略可§7 両面V形対称 — 矢印側/基準側の区別なしISOは片側ごとにs(合計は記入しない) → AWSは片側ごとにD(S)+α厚板、両面から施工可能、変形の抑制両面の溶込みを合計してしまうS1, S11, S6
6片面レ形開先V形の半分。垂直な辺一つ+傾斜した辺一つ表1の4番、5.3項 — 矢印は開先を施した部材を指す§7 レ形開先、§6.4 折れ矢印が開先を施した部材を指すISOは矢印で開先側の板を示し、AWSは折れ矢印を使うISOはs+開先角度β → AWSはD(S)、R、αT継手、一方の部材のみ開先可能な場合矢印を誤った板に付ける — 開先が施されていない板側になるS1, S2, S6
7両面レ形(K形)二つの半V形を背合わせにし、K字を成す表2の組合せ2番。対称§7 両面レ形対称、側の区別なし片側ごとに一組厚板のT継手、両面から施工可能K形とX形の混同、開先方向を逆に読むS1, S11, S6
8片面U形開先U形。丸い底部+垂直な二辺、通常はルート面あり表1の6番、5.4項§7 U形開先V形と同じISOはs、R(ルート半径)、ルート面 → AWSはD(S)、R、α厚板、狭い開先、溶着金属の節約J形との混同(J形は丸い辺が一つだけ)S1, S6, S13
9両面U形二つのU形を重ねた形表2の組合せ5番。対称§7 両面U形対称、側の区別なし片側ごとに一組極厚板両面V形と扱い、ルート半径を落とすS1, S11, S6
10片面J形開先U形の半分。垂直な辺一つ+丸い辺一つ表1の7番、5.3項 — 矢印は開先を施した部材を指す§7 J形開先、折れ矢印ISOは矢印で開先側を示し、AWSは折れ矢印ISOはs、R、ルート面 → AWSはD(S)、R厚板の片面、ノズルや管片面U形との混同、矢印を誤った側に付けるS1, S2, S6
11両面J形二つのJ形を重ねた形表2の組合せ(J形を両方向)、対称§7 両面J形対称、側の区別なし片側ごとに一組極厚板、両面から施工可能方向を逆に読むS1, S11, S6
12フレアV形開先外側へ広がる二本の円弧で、広い口のV形を成す表1の8番§7 フレアV形開先の規則。矢印は継手部を指すISOはs → AWSはD1.1の適合範囲表により半径から有効のど厚を求める(係数は版により異なる)管または丸みのある形材を板に突合せ溶接すみ肉の係数0.707を使う — のど厚を過大に見積もるS1, S6, S15
13フレアレ形開先広がる円弧一本+直線の辺一つ — フレア口の半分表1の9番§7 フレアレ形レ形開先の規則。矢印は継手部を指すISOはs → AWSはRと施工法から係数を求める。フレアレ形の設問(§ Q13)を参照管と板、丸み形状と平坦形状の継手通常のレ形開先の形状でのど厚を計算するS1, S6, S15
14プラグ溶接(丸穴)穴を表す長方形の内部を溶接で満たす表1の11番、5.6項§9 プラグ溶接、長方形矢印は穴を穿孔した部材を指すISOは左に穴径d、内側に充填深さ(省略=表面まで充填) → AWSは左に径(サイズには今もØを使用)、内側に深さ、右にピッチ、個数は括弧内重ね継手、片面のみ施工可能、閉構造穴径を脚長と読むS1, S11, S7
15スロット溶接細長い長方形の内部を溶接で満たす表1の11番、5.7項§10 スロット溶接、長方形矢印はスロットを設けた部材を指すISOは左に幅c、内側に充填深さ → AWSは左に幅+長さ、内側に深さ、右にピッチ、個数は括弧内長いスロット、補強部の接続スロットの幅と長さを入れ替えるS1, S11, S7
16スポット溶接(抵抗溶接またはアーク溶接)基準線を中心とする中空円表1の12番(抵抗溶接)/13番(アーク溶接)、5.8項§11 スポット溶接、中空円対称 — 矢印側/基準側の区別なしISOは左にナゲット径d、右にn ×(e) → AWSは左にサイズ(2020年版はサイズのみで強度は記入しない)、右にピッチ、個数は括弧内薄板の重ね継手:自動車、家電dを脚長と読む、eを中心間距離と読むS1, S11, S6, S12
17シーム溶接(抵抗溶接またはアーク溶接)ISOは中心線付きの長方形、AWSは平行線二本を伴う円表1の14番/15番、5.9項§12 シーム溶接側の区別なしISOは左に幅c、断続の場合は右にn × l(e) → AWSは左にサイズ、右に長さ・ピッチ密封シーム:タンク、ダクト、管連続と断続を入れ替える、幅を深さと読むS1, S11, S6, S15
18スタッド溶接ISOは専用のスタッド記号(公式図は未確認のギャップ)、AWSはXを入れた円表1の16番、5.11項§14 スタッド溶接、円+X矢印側のみ — 基準側では使用しないISOは左にスタッド径d、右にn ×(e) → AWSは左にサイズ、右にピッチ、個数は下の括弧内せん断スタッド:建築、橋梁、外装スポット溶接と扱い、個数やピッチを落とすS1, S11, S6, S15
19エッジ溶接ISOは短い平行な縦線三本、AWSはキャップ下の短い脚三本表1の19番、5.10項§13 エッジ溶接 — ISOの形状とは異なる片面。矢印はエッジを指すISOは左に板厚 → AWSはサイズ/板厚の注記薄板のエッジ:フランジ、閉じた縁フランジ溶接との混同、二つの形状を混読するS1, S11, S13, S6, S15
20フランジ突合せ/角溶接外側へ広がる二本の線(開いた八の字)、エッジを完全に溶融表1の20番§13 エッジ溶接がフランジ突合せ/角を包含片面。矢印はフランジを指すISOは板/フランジの寸法 → AWSはサイズの注記薄板:家電、容器、ダクトV形開先と扱い、完全溶融の要件を見落とすS1, S13, S6
21表面盛り/肉盛り基準線に沿った波線表1の21番、5.12項§15 表面盛り、波線側の区別なしISOは5.12項による層の寸法 → AWSは左にサイズ耐摩耗層、補修、クラッドシーム溶接と誤認するS1, S11, S6, S15
22裏溶接(backing run/back weld)と裏当て材基準側に付く中空の半円の補助記号。裏当て材の記号と区別する。AWSの溶け抜けは塗り付きの半円表3の5番(裏溶接)、7a–7c(裏当て材)§7.7 裏当て/裏溶接基準側の半円=裏面からの溶接。基準線を複数使うと工程順を示す寸法なし。施工法/順序は尾端または追加の基準線に記入ルートを密封する片面全溶込みの継手裏当て材(部品)と裏溶接(溶接)を混同するS1, S11, S6, S15
この表の読み方。 記号を読む前に、まず体系を特定します。実線の基準線と破線の識別線が併記されていればISOのA系(線の種類だけで側が決まり、上下では決まりません)、基準線が一本だけならISOのB系またはAWSで、線の下側が矢印側、上側が基準側です。A系とB系を一枚の図面で混用してはならず、図面には体系を明記する必要があります。ISOではすみ肉溶接をa(のど厚)またはz(脚長)で指定し、AWSでは数値のみが脚長を意味します。寸法を記入しないISOの突合せ溶接は全溶込みが既定値となり、AWSではCJPを明記する必要があります。ここに示す記号の形状は文章による説明であり、ISOのスタッド溶接記号の図とルート面の記号文字は未確認のギャップとして明示しています。

AWS A2.4では、基準線の上に置かれた溶接記号は矢印側ですか、それとも基準側ですか?

基準側です。下側=矢印側、上側=基準側 — 位置は二つ、規則は一つです(§6.1)。ISOのA系の実線/破線の論理をAWSの図面に持ち込んではなりません。

体系基準線矢印側基準側対称な両面溶接
ISO 2553 System Asolid line + dashed identification line (dashed may be above or below)実線上に記号(上でも下でも同じ)破線上に記号それぞれ一つずつ記号。対称な組合せでは破線を省略可
ISO 2553 System Bsingle solid line線の下側に記号線の上側に記号両側にそれぞれ一つ記号
AWS A2.4single solid line (always horizontal)線の下側に記号(§6.1)線の上側に記号(§6.1)それぞれ一つずつ記号。ずらして千鳥配置、Z記号は使わない

ISOのa6のすみ肉溶接を脚長6 mmで製作した場合、のど厚はどれだけ失われますか?

のど厚は6.00 mmから4.24 mmへ低下し(−29.3%)、断面積は36から18 mm²へ、すなわちちょうど半分になります。面積は二乗に比例するためです。記号一文字の違いが、溶接一回分の溶着金属の違いになります。

手順項目根拠値
1Leg required for a6z = a × √26 × 1.4142 = 8.485 mm
2Throat actually built at z6a = z / √26 / 1.4142 = 4.243 mm (−29.3%)
3Section area required / actualA = a² / A = z²/236.0 vs 18.0 mm² (−50%)
4Metal over 8 m of weldV = A × 8,000 mm288 vs 144 cm³ — a 144 cm³ shortfall
5Moral—z = a√2, A = z²/2, V = A×L — three lines catch the whole error

ISOのa5ののど厚を満たす脚長はいくつですか?

z = 5 × 1.414 = 7.07 mm。z7では4.95 mm(1%不足)、z8では5.66 mm(13%超過)になります。実際によく使う換算は次のとおりです。

図面の記入換算値注記
a4z ≈ 5.7 mmz = a × 1.414
a5z ≈ 7.07 mmz7 = のど厚4.95 mm(1%不足)、z8 = 5.66 mm(13%超過)
a6z ≈ 8.49 mm上記の計算例
z6a ≈ 4.24 mma = z / 1.414
z8a ≈ 5.66 mmバイヤーがのど厚8 mmを要求する場合はa8と記入する(脚長 ≈ 11.3 mm)
AWS bare 6leg = 6 mm, throat ≈ 4.24 mmAWSの数値はすでに脚長 — 再度割ってはいけない

開先溶接におけるAWSの12(10)は何を意味しますか?

開先深さD = 12 mm、溶接サイズ/有効のど厚(S) = 10 mm — 深さの83.3%です。2012年より前の図面ではS(E)と記入されている場合があります。その場合は図面の版の規則で読んでください。

AWSの版記入意味
A2.4:2012 and later (incl. 2020)D(S) — D = groove depth, (S) = weld size / effective throat12(10) = 深さ12 mm、有効のど厚10 mm
Before A2.4:2012S(E) — S = depth placeholder, (E) = effective throat物理的な意味は同じで文字が異なる — 古い図面を新しい規則で読んではいけない

6000 mmの梁で、AWSの75-150は溶接要素をいくつ生じますか?

片側40要素です。floor((6000 − 75) / 150) + 1 = 40、片側の溶接長は合計3000 mm — 部材の50%です。両面ではz6のすみ肉溶接金属が108 cm³になります。

手順項目値
1Count (pitch = centre-to-centre)n = floor((6000 − 75) / 150) + 1 = 40 per side
2Weld length per side40 × 75 = 3000 mm
3Fillet metalA = z²/2 = 18.0 mm²; 3000 × 18.0 = 54.0 cm³ per side; 108.0 cm³ both sides
4ISO equivalent notatione = 150 − 75 = 75 → n × l (e) = 40 × 75 (75)

150をISOの端部間距離eと誤読した場合、要素数はいくつになりますか?

片側40要素ではなく27要素になります。単位周期が75 + 150 = 225 mmとなり、梁の溶接長は2025 mm — 975 mm(−32.5%)不足します。誤りの全体は一つの言葉、ピッチか間隔かの違いに起因します。

項目ISO n × l (e)AWSの長さ・ピッチ
Position記号の右側記号の右側
Countnを明記個数を括弧内に記入/推定
Lengthl = 各要素の長さハイフンの左が長さ
Spacing meaning(e) = 端部から端部までの正味の間隔ピッチ = 中心間距離
Conversionピッチ = l + e、e = ピッチ − l同じ関係式の反対側
Staggered elements基準線上のZ記号記号を上下にずらして配置、Zは使わない
The 75-150 caseeと誤読:周期225 mm → 27要素、2025 mm(−32.5%)ピッチ150 → 40要素、3000 mm

板厚10 mmにおけるAWS D1.1の最小すみ肉脚長はいくつですか?

3/16 インチ = 5 mm(Tが6 mm超12 mm以下)。下表は記号に記入すべきサイズを示します。3/16 インチは4.76 mmを丸めた値で、出典は二次資料です。購入したD1.1の版で確認してください。

母材厚T最小脚長(インチ)最小脚長(mm)注記
T ≤ 1/4 in (≤ 6 mm)1/8 in3 mm繰返し荷重を受ける構造では3/16 インチ(5 mm)
1/4 in < T ≤ 1/2 in (6–12 mm)3/16 in5 mm丸めた値。D1.1はインチで規定(厳密には4.76 mm)
1/2 in < T ≤ 3/4 in (12–20 mm)1/4 in6 mm—
T > 3/4 in (> 20 mm)5/16 in8 mm—

板厚25 mmにおけるAWS D1.1の最小すみ肉脚長はいくつですか?

5/16 インチ = 8 mm(Tが20 mm超)。Tがどの部材を指すかは施工法と予熱により異なり、低水素系の施工法では通常は薄い方の部材を取ります。TはD1.1の本文に照らして確定してください。この表は値のみを示します。

母材厚T最小脚長(インチ)最小脚長(mm)
T > 3/4 in (> 20 mm) — covers 25 mm plate5/16 in8 mm
1/2 in < T ≤ 3/4 in (12–20 mm)1/4 in6 mm

深さ12 mm、ルート間隔2 mmの60°のV形開先は、幅がどれだけですか?

上部幅は15.86 mm、開先断面積は107.1 mm²、すなわち一メートル当たり107.1 cm³の溶着金属です。入力条件を明示した単純な幾何計算であり、ルート面と余盛は無視しています。

手順項目値
1Inputs (declared)angle 60°, depth 12 mm, root gap 2 mm
2Top width2 × 12 × tan 30° + 2 = 13.86 + 2 = 15.86 mm
3Cross-section area (trapezoid)12 × (15.86 + 2) / 2 = 107.1 mm²
4Filler per metre107.1 mm² × 1000 mm = 107.1 cm³/m

寸法を記入しないISOの突合せ溶接は部分溶込みを意味しますか?

いいえ。寸法が記入されていない場合は既定で全溶込みです(表1の注b)。AWSでは空欄から既定値を導きません。CJPを明記する必要があります。

体系既定の読み出典
ISO 2553突合せ溶接にサイズも他の注記もない → 全溶込みとみなすS1, S11
AWS A2.4空欄による既定値はなし — CJPは注記/記号で、PJPはD(S)で指定S7

ISOのA系とB系を一枚の図面で混用できますか?

いいえ。一枚の図面につき一体系です。図面には体系と単位を明記する必要があります(混用は0件まで)。見慣れない図面は次の順で判断します。

手順図面上の根拠判定無視した場合のリスク
1solid reference line AND a parallel dashed line, symbols on bothISOのA系 — 線の種類で側が決まり、上下では決まらない上下で読むと、すべての溶接が誤った面側になる
2single line, title block says ISO 2553 System B下側=矢印側、上側=基準側。寸法の文字はISOのまま(a/z/e)側の規則はAWSと同じだが文字が異なる
3single line, title block says AWS A2.4下側=矢印側。数値のみは脚長数値のみの脚長をISOののど厚と読むと、溶接が細くなる
4single line, no standard declared未確定 — RFIを発行:規格+体系+単位誤った推測はバッチ全体を反転させる
5drawing says ISO 2553 but neither A nor B不適合 — 顧客にA系またはB系の追記を求めるISOはA系とB系の混用を禁止(S1)
6Ø on a plug/spot symbol2020年版以前のAWSの慣行またはAWS以外の慣行 — 2020年版は記号からØを外したが、サイズには今もØを使う古い図面を2020年版として読む

1 mの区間に50 mmピッチでスポット溶接はいくつですか?

両端を含めると21点 — 50 mmの間隔が20個です。要素数の数え方は常に間隔数+一であり、断続すみ肉の例で誤ったのと同じ計算です。

項目値
Intervals in 1000 mm at 50 mm pitch20
Spots (both ends welded)20 + 1 = 21
NotationAWS pitch 50; ISO equivalent n × (50) with d noted separately

R = 12 mm、GMAWのフレアレ形溶接のAWS有効のど厚はいくつですか?

5/16 × R = 3.75 mm — GMAW/FCAW-Gに対するD1.1の適合範囲の有効のど厚係数です(表番号は版により異なり、出典ページはD1.1に照らした再検証待ちです)。フレアレ形について5/8 Rを与えるD1.1の版はありません。

フレア継手施工法有効のど厚R = 12 mmの場合状態
Flare-bevelGMAW / FCAW-G5/16 × R3.75 mmD1.1の適合範囲の有効のど厚表(表番号は版により異なる)。出典ページは再検証待ち
Flare-V—1/2 R or 3/8 R (per edition)6.0 mm or 4.5 mm購入した版で係数を確認する
Flare-bevel — the 5/8 R claim———訂正:フレアレ形について5/8 Rを支持するD1.1の版はない

スタッド溶接の記号には側の区別がありますか?

いいえ。矢印側のみです。片面、左にサイズ、右にピッチ、個数は下の括弧内に記入します。近接する記号と比較してください。

記号側の区別寸法の位置
Stud weld (circle-X)矢印側のみ — 基準側では使用しない左にサイズ、右にピッチ、個数は下の括弧内
Spot weld (hollow circle)対称 — 矢印側/基準側の区別なし左にサイズ、右にピッチ、個数は括弧内
Fillet weld (triangle)側の区別が完全に効く — 図面上で最も誤読される記号左にサイズ、右に長さ/ピッチ

AWS A2.4で尾端が空欄の場合は何を意味しますか?

規格の参照が0件 — 尾端は情報がある場合にのみ施工法/WPSを伝えます。空の尾端は参照なしを意図的に示すものであり、記入漏れではありません。

尾端の内容ISOでの読みAWSでの読み
135 / ISO 5817-B / PF施工法135(MAG、ISO 4063)/品質レベルB/溶接姿勢PF使用しない — AWSの尾端はWPS/規格の参照を記入
a WPS or spec number可能だが一般的ではない — ISOは3桁の施工法番号を使う通常の用途:WPS/仕様/参照
empty補助的な要件の記載なし参照0件 — 図示されたこの溶接に適用する規格はない
basic welding symbol (no joint)尾端は必須 — 唯一の情報源—

寸法文字a、z、s、p、R、bはそれぞれ何を意味しますか?

これらは体系に依存します。文字を別の体系へ持ち込むことが、本ページが記録する誤読の最大の原因です。測定前に読み解いてください。

文字ISO 2553:2019AWS A2.4:2020GB/T 324-2008(ISO 1992系)相違出典
a公称のど厚(すみ肉)使用しない — 数値のみ=脚長使用しない(S=有効のど厚)C2S1, S16, S13
z脚長使用しない使用しない(K=脚長)C2S1, S13
s溶込み深さ(突合せ)。すみ肉では深溶込みののど厚使用しない使用しない(H=深さ、S=有効のど厚)C2S1, S16, S3, S13
S使用しないすみ肉の脚長。括弧内の(S)=溶接サイズ/有効のど厚有効のど厚C2, C5S4, S6, S13
D使用しない開先深さ(2012年以降)使用しない(H=深さ)C5S10, S6
E使用しない2012年以前の有効のど厚、(E)と記入使用しないC5S10
d径:スポット/スタッド/プラグ径:スポット/プラグ/スタッドスポット溶接のナゲット径—S1, S11, S13
cシーム溶接の幅、スロットの幅使用しない(代わりにS/R)溶接部の幅—S1, S11, S13
root faceルート面の深さ — 現在の記号文字は未確認(未確認のギャップ)ルート面は注記による — 統一された文字はなしp(ルート面)C4, G2S1, S6, S13
e溶接要素間の距離(正味の間隔)使用しない(代わりにピッチ)溶接間隔C3S1, S11, S13
l溶接要素一つの長さ長さ(ハイフンの左)溶接長C3S1, S6, S13
n溶接要素の数使用しない(個数は括弧内)要素数C3S1, S11, S13
p使用しない(代わりにe)ピッチ(中心間距離)ルート面C4S1, S6, S13
P使用しないピッチ使用しないC4S6
L使用しない長さ(長さ・ピッチ記法)使用しないC3S6
Rルート半径(U形/J形)ルート間隔ルート半径C9S1, S6, S13
bルート間隔使用しない(代わりにR)ルート間隔C9S1, S7, S13
α開先角度(含まれる角)開先角度開先角度—S1, S6, S13
K使用しない使用しない脚長C2S13
H使用しない使用しない開先深さC5S13
h使用しない使用しない溶接表面(余盛)—S13
N使用しない使用しない同一溶接の数(尾端)—S13

補助記号と尾端の記号は何を意味しますか?

平坦/凸/凹の形状、全周の円、現場溶接の旗、裏当て、スペーサ、仕上げの文字は基本記号に付加されます。2020年版のAWSはこのうち二つを組み替えました。

補助項目ISO 2553AWS A2.4意味読みの注記
Flat contour補助記号1番平坦(すみ肉のみ)/平滑(その他の溶接、2020年版)表面を母材と面一にする2020年版は溶接の種類で平坦と平滑を使い分ける
Convex2番凸表面が盛り上がる記号の上側に描く
Concave3番凹表面が窪む記号の上側に描く
Smooth blend4番独立した記号はなし(注記)趾部を研削して滑らかに遷移させるISOのみの図記号。AWSは注記による
Weld-all-around10番折れ部の円継手の全周に溶接する円は矢線と基準線の交点に置く
Field weld12番折れ部の旗工場ではなく現場で溶接する全周溶接と同じ交点位置 — 意味は異なる
Backing run / back weld5番§7.7 裏当て/裏溶接基準側から溶接するシールパス裏溶接は溶接であり、裏当て材は部品
Permanent backing7a番裏当て(永久)帯材を継手内に残す記号は開先の基準側に付く
Removable backing7c番取外し可能な裏当て(注記)溶接後に取り外す永久裏当てと区別する
Spacer8番スペーサルート間隔を管理する挿入物継手部に描く
Consumable insert9番消耗性インサートルートのインサートが溶着金属となるルート部に描く
Melt-through—塗り付き半円基準側に全溶込みが見える塗り付きと中空の半円の違いがAWSの区別
Finish designator注記/尾端C G H M P R UC チッピング、G 研削、H ハンマリング、M 機械加工、P 平削り、R 圧延、U 指定なし記号の上側または尾端に記入
Tail施工法/規格/品質/姿勢をスラッシュ区切りでWPS/仕様/参照補助情報の欄空欄=参照なし(参照0件)
Multiple reference lines工程順/複数パス作業順線の順に読む上から下へ、または注記に従う
Staggered intermittent welds線上のZ記号記号を上下にずらす二つの面に交互に要素を配置ISOのZ記号をZ形開先と混同しない

溶接記号は左から右へどう読みますか?

側は線(実線/破線、または下/上)で判断し、サイズは左の数値から、長さ/個数/施工法は右側と尾端から読み取ります。以下の記入例では、記号の位置を[実線][破線][上][下]で示します。

番号記入(文章による説明)体系字義どおりの読み意味
1[solid] a5 triangleISO A実線上の三角形、その左にa5矢印側のすみ肉溶接、のど厚5 mm
2[dashed] a5 triangleISO A破線上の三角形基準側のすみ肉溶接、のど厚5 mm
3[solid] z6 triangleISO A実線上にz6矢印側のすみ肉溶接、脚長6 mm
4[below] 6 triangleISO B or AWS一本の線の下に三角形、左に数値のみの6矢印側のすみ肉溶接、脚長6 mm(AWSのS = 6)
5[above] 6 triangleISO B or AWS線の上に三角形基準側のすみ肉溶接、脚長6 mm
6[below] V 60° s10ISO B線の下にV形、記号上に60°、左にs10矢印側の片面V形、開先角度60°、溶込み10 mm
7[above] V 60° D12(S10)AWS線の上にV形、左にD12、続いて(S10)基準側の片面V形、深さ12 mm、有効のど厚10 mm
8[below] and [above] V (two)ISO A/B or AWS鏡像の対両面V形 — 両面を溶接、側の区別なし
9[below] circle d6, n × (50)ISO B中心の中空円、左にd6、右にn ×(50)スポット列:ナゲット6 mm、個数と50 mm間隔は右側の記入による
10[below] rectangle d10 (8)ISO B下に長方形、左にd10、内側に(8)プラグ溶接:穴10 mm、充填8 mm(深さを省略=表面まで充填)
11[below] wavy lineISO B or AWS下に波線表面盛り/耐摩耗層
12[below] three parallel linesISO B下に短い縦線三本エッジ溶接
13[below] two flaring linesISO B下に外側へ広がる一対の線フランジエッジ溶接、完全溶融
14[below] triangle + circle at the elbowboth矢線と基準線の交点の円矢印側のすみ肉溶接、全周溶接
15[below] triangle + flag at the elbowboth交点の旗矢印側のすみ肉溶接、現場溶接
16[tail] 135 / ISO 5817-B / PFISO分岐した尾端、スラッシュ区切り施工法135(MAG)、品質B(ISO 5817)、姿勢PF
17two reference lines, symbols on eachAWS平行な基準線二本線の順に作業(複数パスの工程順)
18[below] triangle 6-75/150AWS三角形の左に6、右に75-150断続する矢印側すみ肉溶接:脚長6、長さ75 mmの要素を150 mmピッチで

pは何を意味しますか — ピッチ、間隔、それともルート面ですか?

体系により三つすべての意味があり得ます。AWSのpはピッチ(中心間距離)、ISOは間隔にeを使いpはありません。GB/T 324のpはルート面です。文字を解釈する前に、どの規格が図面を支配しているかを確認してください。

文書pの意味適用範囲
AWS A2.4pitch — centre-to-centreAWSの断続・スポット・プラグの各列
ISO 2553not used — clear gap is eISOの断続記法
GB/T 324-2008root face中国の国家規格/ISO 1992系の古い図面のみ
shop speechoften pitch, written casually会話では差し支えない — 図面の解釈には決して使わない

これらの数値の使い方

  • 常にまず体系を特定します。A系は線の種類で読み、B系とAWSは上下で読みます。両者を混用すると、溶接が継手の誤った面側に置かれます。ISOは一枚の図面でA系とB系を混用することを禁じています。
  • ISOのa=のど厚、z=脚長、AWSの数値のみ=脚長です。a6を脚長6 mmで製作すると、のど厚の29.3%と断面の50%を失います。アークを発生させる前にz = a√2で換算してください。
  • AWSのD(S)は2012年以降の版に属します。古い図面はS(E)と記入されています。開先の記入を読む前に版を確認してください。
  • フレアレ形の有効のど厚は、D1.1の適合範囲の有効のど厚表によりGMAW/FCAW-Gで5/16 × Rです(表番号は版により移動します)。この係数の出典ページは、購入した規格に照らした再検証待ちです。
  • ISOの断続記法n × l (e)は正味の間隔で数えます。AWSの長さ・ピッチは中心間で数え、ピッチ = l + eです。6 mの梁で150を間隔と誤読すると、溶接は40要素から27要素に減少します(−32.5%)。
  • 寸法を記入しないISOの突合せ溶接は全溶込みが既定です。AWSはCJPを明示する必要があります。どちらの規格も、空欄から部分溶込みを読み出すことを認めていません。
  • 未確認のギャップ:ISOのスタッド溶接の公式図と、現行ISOのルート面の記号文字は、参照可能な資料では確認できませんでした。購入したISO 2553:2019で確認できるまで、文章による説明で代替します。
  • D1.1の最小すみ肉脚長は、二次資料から丸めたミリメートル値で引用しています(3/16 インチを5 mmと表示、厳密には4.76 mm)。購入した版で確認してください。

よくある質問

AWS A2.4では、基準線の上に置かれた溶接記号は矢印側ですか、それとも基準側ですか?
基準側です。下側=矢印側、上側=基準側。位置は二つ、規則は一つです(§6.1)。
ISOのa6のすみ肉溶接を脚長6 mmで製作した場合、のど厚はどれだけ失われますか?
のど厚は6.00 → 4.24 mmに低下(−29.3%)、断面積は36 → 18 mm²(−50%)。
ISOのa5ののど厚を満たす脚長はいくつですか?
z = 5 × 1.414 = 7.07 mm。z7では4.95 mm、z8では5.66 mmになります。
AWSの12(10)は何を意味しますか?
開先深さD = 12 mm、有効のど厚(S) = 10 mm — 深さの83.3%。
6000 mmの梁で、AWSの75-150は溶接要素をいくつ生じますか?
片側40要素、合計3000 mm — 部材の50%。
150をISOの端部間距離eと誤読した場合、要素数はいくつになりますか?
片側27要素、合計2025 mm — 975 mm(−32.5%)不足。
板厚10 mmにおけるAWS D1.1の最小すみ肉脚長はいくつですか?
3/16 インチ = 5 mm(Tが6 mm超12 mm以下、丸めた値)。
板厚25 mmにおけるAWS D1.1の最小すみ肉脚長はいくつですか?
5/16 インチ = 8 mm(Tが20 mm超)。
深さ12 mm、ルート間隔2 mmの60°のV形開先は、幅がどれだけですか?
上部幅15.86 mm、断面積107.1 mm² ≈ 一メートル当たり107.1 cm³の溶着金属。
寸法を記入しないISOの突合せ溶接は部分溶込みを意味しますか?
いいえ。寸法の記入なしは既定で全溶込みです(表1の注b)。
ISOのA系とB系を一枚の図面で混用できますか?
いいえ。一枚の図面につき一体系です。図面には体系と単位を明記する必要があります。
1 mの区間に50 mmピッチでスポット溶接はいくつですか?
両端を含めて21点 — 50 mmの間隔が20個。
R = 12 mm、GMAWのフレアレ形溶接のAWS有効のど厚はいくつですか?
5/16 × R = 3.75 mm — GMAW/FCAW-Gに対するD1.1の適合範囲の係数(表番号は版により異なる)。
スタッド溶接の記号には側の区別がありますか?
いいえ。矢印側のみです。1側のみ、左にサイズ、右にピッチ、個数は下の括弧内です。
AWS A2.4で尾端が空欄の場合は何を意味しますか?
規格の参照が0件 — 尾端は情報がある場合にのみ施工法/仕様を伝えます。

規格および出典

  • S1 — ISO 2553:2019の公式ページおよびiTehプレビューPDF(体系の定義、用語、項の表題、表1の注b)
  • S2 — ISO 2553:1992のiTehプレビューPDF(5.4項 垂直な基準線、5.5項 実線/破線の規則)
  • S3 — TWI『図面上の溶接記号の適用に関するレビュー』(a/z/sの定義、断続要素、Zの千鳥配置、ISO 4063の施工法番号)
  • S4 — AWS A2.4:2020の製品ページ(ANSIウェブストア、第8版)
  • S5 — AWS『Inspection Trends』2025年五月号(矢印側に関する6.1項の逐語引用)
  • S6 — clause5.ioのA2.4リファレンスとISO比較(項の索引、D(S)、フレアの係数 — D1.1に照らした再検証待ち)
  • S7 — DoaWise『溶接記号と製作図の読み方』(プラグ/スロット、AWSの開先、尾端の順序、CJP/PJP)
  • S8 — WeldFC Academy『ISO 2553 完全ガイド』(記号形状の裏付け)
  • S9 — wpswelding『AWS D1.1による最小すみ肉溶接サイズ』(二次資料、丸めたmm値)
  • S10 — AWS A2.4:2012のANSIプレビューPDF(版の変更に伴うS(E) → D(S))
  • S11 — ISO 2553:2013の第三者による中国語訳(表1の番号、5.6–5.11項の裏付け)
  • S12 — ANSIブログ『AWS A2.4:2020の変更点』(スポット/シームの左側の値、Øの削除)
  • S13 — GB/T 324-2008の溶接記号(文字体系p/K/H/Sの裏付け)
  • S14 — ISO 9692-1:2013の公式ページ(開先形状の規格、存在と適用範囲)
  • S15 — clause5.ioのAWS Symbols Hub(スポット/シーム/スタッド/エッジ/表面盛り/裏当ての形状)
  • S16 — ISO 2553:2019のOBP用語(矢印側、公称のど厚、s)

関連ページ

この表をダウンロード